新規事業を創出するために幹部が智恵を絞る、

「あした会議」がまた来週行われます。

今回から(役員2名+助っ人2名)チームによる

リーグ戦に変更になりました。
渋谷ではたらく社長のアメブロ-asita

そして今回は新規事業のアイデアではなく、
(実際に誰が、どうやって始めるのか)のアイデアを

競うことになります。

これまで成功したネットビジネスの要因を分析すると、

最初のアイデアが良かったから、というのは実はほとんどなく、
・スタートした後の柔軟な戦略変更

・事業計画の遂行力
・オペレーションの巧さ

・参入のタイミング

などが成功の鍵になっています。

mixiはアルバイト情報サイトだったし、
greeはビジネスマンが多いSNSだったし、
モバゲータウンはオークションの会社だったし、
サイバーエージェントはクリック保証バナーで

ネットプライスはカリスマバイヤーがコンセプトでした。

皆、最初のアイデアが良かった訳ではなく、途中で戦略を
柔軟に変えて成長を遂げてます。
その会社が頑張れば後からでもなんとかなるということです。

これは、ネットビジネスが

・そもそも市場が伸びてベースアップしている

・日常的に変化がおきている

・そこで事業を始めていれば情報に敏感で参入時期を間違えない

・先行投資が極めて小さいため戦略変更が容易であること
などといった事業背景に起因したものです。



ということは、少なくとも
・ベースアップしている分野か

・実行力が高く、競争に負けない経営チームをアサインできたか

・競合環境などを踏まえて、参入タイミングが適切か
・本当に先行投資が小さいか(実は結構かかるものもある)

といったところをスタート前に見極める必要があります。



そして、これらを踏まえてスタートできれば、ネットビジネスは
やりながら何とかすれば良いという考え方ができ、
後は(実際にやる人)次第です。なので、

素晴らしい組織人事アイデアは、優れた事業プランよりも

価値が高い
と、私は思います。

今回のあした会議、新規事業のドメインは決まってて、
「誰と誰が、どのようにその事業を始めるのか」

といったところで智恵を競いあいます。
特に「誰が」の部分は妥協が許されません。

今回は具体的で実現可能な人事組織案が出たら
即採用、事業スタートします。